キーウィの日記

現代社会の混沌の中で力強く生きるキーウィが元気を与えてくれるぞ!

キーウィとプケコの金融投資講座② 標準偏差と黒毛和牛

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hey! キーウィ!今日の気分は独立否決、ドル高株高アゲアゲだね!さあ、プケコの金融投資講座を始めよう!

 

 

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(株‥か。ドルよりは美味しそうだし、もうちょっと話を聞いてみようかな。)
 

 

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さて、今日の内容なんだが、前回大事なことを言い忘れていたことに気付いたんだ。ああ、あの時の僕はなんて頭がsweetsだったんだろう!?

 

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(スイーツ・・・ドキドキ・・・)

 

 

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いいかい、大事なこととは投資の手法さ!分類するとそうだな。分析方法と保有期間に分けられる。分析方法から話そう。これはファンダメンタルとテクニカルの二つがある。

 

 

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(スイーツじゃない‥がっくり)
 

 

 

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ファンダメンタルとは・・・、まあ、このようなどこでも説明されていることはKiwipediaでも調べてくれ。僕たちはテクニカルを目指す。完全なるランダムウォークは存在しない!僕たちはマーケットのスキを見つけて、エッジの立つ手法に調理してやるのさ!名付けてスキヤキ戦法! 

 

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!!!!!!

 

 

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さて、ここからが今日のメインテーマ。保有期間について話そう。保有期間とは株を買って持っている状態などを意味する。そして、保有期間と取引損益の標準偏差は比例し、保有期間と取引手数料は反比例する。このことを理解することが今日のスーパー大事なことなんだ!  難しいから以下に説明しよう。

 

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(えーっと、メインディッシュにスーパーマーケットで株を買い、スキヤキ鍋に入れる。その際に鍋に入れておく保有期間が重要、と。メモメモ。)

 

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まず、標準偏差は解説が必要だな。例えば標準偏差が100円だったら次の取引は68%の確率で、損益が上下100円の間に収まる。つまり平均損益が+10円だったら、1回の取引の損益は68%の確率で
10円±100円、すなわち、取引は-90円〜+110円の結果に終わる可能性が68%ということだ!この取引損益がぶれることをリスクと定義する。もう一度言うぞ!これがリスクだ! 

 

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・・・つまり、スキヤキ鍋に入れる黒毛和牛の値段が平均3,000円で標準偏差が1,000円だったら、肉の値段は68%の確率で2,000円〜4,000円に収まる。そして、この値段がぶれることがリスクだってこと?

 

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Excellent!その通り!もしキーウィが平均100円儲かる手法を開発したとしよう。しかし、標準偏差が100,000円だったらお笑いさ。1回だけのバクチとしては良いかもしれないけどね。「ワタシ、バクチダイスキ、スシショクニン ノ ケチャップ デス!」とかね。hahaha! 面白いな hahaha! 

 

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・・・・・・
 

 

 

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でも、もし100円儲かる手法の標準偏差が10円だったら・・・。確率68%で最低でも+90円だ。さらに2σの確率95%でも+80円、3σの確率99.7%でも+70円が最悪の損益だ!ここら辺は高校生の数学の教科書を開いてくれ!とりあえず、標準偏差が損益の振れ幅を表し、これをリスクと呼ぶことだけ覚えてもらえばOKだ!

 

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なるほど!保有期間が長くなるほど標準偏差、つまり、リスクが大きくなるとはこういうことだったんだね!
たとえば、1日後のスーパーで売っている肉の値段の振れ幅はせいぜい50円。でも、1年後だったら何かが起こる場合が十分に考えられるから、500円高くなったり安くなったりが容易に起こる。

 

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そう!肉は1年持たないけど、株はずっと持ち続けられるからね。デイトレードなどの1日単位の取引の方が、長期保有の取引より損益の振れ幅が小さい。つまり、標準偏差が小さい。すなわち、リスクが小さいってことだ!

 

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だったら、極限まで保有期間を短くした戦略がベストってこと?

 

 

 

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フフフ、yesそしてnoだ!

 

 

 

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・・・・・・

 

 

 

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確かに、平均損益が等しい限り標準偏差を小さくする、つまり、保有期間を短くするのがベストなんだが、保有期間が短い戦略では取引回数が多くなり手数料がかさんでくるからね。
長くなってきたからこのトレードオフについては次回に持越しだ。トレードオフの意味が分からなければ検索してくれ。こういう調べるクセをつけることがimportantだからね。bye! 

 

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(キーウィは思った。「スキヤキはまだか!!」と。こうなったら自分で勉強して国産高級黒毛和牛をゲットするしかない。キーウィはそう考えた。頑張れキーウィ!負けるなキーウィ!)

 

 

<今日の名言:プケコ>

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この取引損益がぶれることをリスクと定義する。もう一度言うぞ!これがリスクだ!

デイトレードなどの1日単位の取引の方が、長期保有の取引より損益の振れ幅が小さい。つまり、標準偏差が小さい。すなわち、リスクが小さいってことだ!

 

 

 

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キーウィとプケコの金融投資講座③ シャープレシオとスキヤキ鍋 - キーウィの日記

 

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キーウィとプケコの金融投資講座① - キーウィの日記